ハム子です。
タシケントを歩いていると、猫によく遭遇します。
これはタシケント中心部、司法省のお向かいの小さな公園に居着いている白猫さん。
オッドアイがきれい😼
この子は、自宅を出たとこでよくのんびりしてるトラ猫さん。
ちょっとたれ目なところが可愛い。
たまにこんなゆるみきったポーズの猫も。
暑かったのかも。夏バテ?
動物写真家の岩合さん、「世界猫歩き」の収録に来てくれないかな…いい猫スポットご案内できますよ。
ハム子です。
タシケントの保育園を見学してきました。
現地の人向けのところと、外国向けのところの2箇所です。
① 現地の人向け:Kindergarten 247/ TURNACHA
場所はこちら。
地図ではKindergarten247と数字の名前ですが、言ってみると看板には「TURNACHA」と書いてあったのでこれが名前かな?と。。詳細不明。
セキュリティのためか、今回訪問した2箇所の保育園は門番さんが必ずいらっしゃいました。
それにしても、門をくぐった瞬間…
広い!!!!!!
うちの子が今日本で通っている保育園は園庭があって東京ではかなり広く恵まれていると思うのですが、ここは段違いの広さです。軽く4,5倍?目視だけではよくわかりませんでした(わからないくらい、広い!)。
園内はカラフルで楽しげ!何故かかぼちゃの馬車!
子どもたちが水遊びをしていてとても楽しそうー!
室内の様子。絨毯がペルシャちっくなこと以外は、日本の保育園と同じ雰囲気。
子供たちのお昼寝用ベッド。シーツは備え付けなので、日本みたいにわざわざ親が手縫いして毎週選択して持っていかなくていいそうだ!持ち物を聞いたら「子供だけよ!」とのこと(おむつの必要な子は必要な枚数も)。なんて素晴らしいー!ハラショー!
子どもたちはどこ?と思ったら、プールで遊んでいた!
先に駐在している人のお子さんがすっかり馴染んで楽しそう。
ちなみに唯一の日本人で、あとはみ~んな現地の子供だそうです。
現地の人は国の補助が出るのでとても安いのですが、外国人の場合は200ドルくらい(月額)とのこと。それでも、日本人感覚からするととても安いです。
② Twinkle Star
お次は外国人の子供を多く受け入れている保育園。
日本大使館のHPに掲載されていたので行ってみました。
場所は、先程の保育園よりも少し中心街からは離れるけど、外国人が多く住んでいる高級住宅街。戸建ての邸宅が立ち並び、高い塀があるので中は見えない。
ここでも門番さんがいて、中に入るとこんな感じ。素敵ー!
滑り台もあります。
訪問時は日差しもきつかったので室内あそびのみでしたが、日差しの和らぐ時期はいつもここで外遊びをするそうです。
保育園の室内。
やはり雰囲気は日本と変わらない。男の子は乗り物好きー!かわいい!
引き出すとベッドになります。
トイレとシャワー。やはり外国人向けだけあって、1つ目の現地向けのところよりきれいな印象がありました。
写真はとらなかったけど、裏にプールもありました。
また、こちらは英語で普通にコミュニケーションができたので、安心感。
最初のところはロシア語だったので、言語になれるまではコミュニケーションできない・・・やっぱり何かあったときに不安。
まとめ。
百聞は一見にしかず!
特にウズベキスタンは情報が少ないので、人のつながりと実際に現地を見ることが死活的に重要だと実感しました。
子供のためにも、ネットワーク広げていかねば・・・
(了)
ハム子です。
タシケントに到着して、滞在許可証を申請しているところです。
許可証がもらえるまでは、アパートの契約ができないらしく、しばらくホテル暮らしです。
タシケントの中心部をうろちょろしていますが、緑が多くて整然としたきれいな街だなあという印象。
あと、植生が日本と似てます!ねこじゃらしが生えてたり。花壇のお花も日本で見かけるのと同じ花が多い。
人工的な緑な感じがするのは、やっぱりオアシスから発展した街だからかな?
ウズベキスタンの食事は、とっても美味しいのだけど、油っこくて、一年で一番の暑さのときに到着してしまったこともあって、早くもお腹がごろごろ…。養生しなきゃです。
そんな中、美味しいパスタのレストランを発見。自炊できるまでは、ここで食いつなごうかな。
あとは、おしゃれカフェが中心部のホテルの裏手にありました。
ベリーのケーキ、アイスラテ、サラダ(どれももりもりビッグサイズ)で、大体500円くらい。安いですー!
ウズベキスタンでは普通は夏でも冷たい飲み物は飲まないらしいので、ここはおそらく外国人向けの店なんでしょうね。その割に、店員さんで英語使える人一人だけだったけど。。
今のところ、よくあるチェーン店はなく、コーヒーの美味しいお店に出会えていないのが課題。でも現地人の同僚に聞くと、一応あるらしいので、今度トライしますー。
(了)
ハム子です。
7月10日(火)に開催された、世界銀行のセミナー「変革するウズベキスタン:機会とリスク」に参加してきました。
霞が関駅を出て日比谷公園沿いに歩いていった富国生命ビルに世界銀行東京事務所が入っていて、そこの比較的小さめの会議室でした。
当日の様子や講師プロフィールなどはこちらで公開されています。日本語と英語の同時通訳付きでしたが、講師の方はとても丁寧で分かりやすい英語でしたので、そのまま概ね理解できました。
以下、当日の様子を要旨にて記録します。
1.宮崎成人 世界銀行グループ 駐日特別代表
■ 変革する~とか変わりゆく~というタイトルはよくあるが、ウズベキスタンは正に『変革』という言葉が似合う国。WBとUNDPから同時に話を聞く機会はなかなかないので、今日は非常に貴重な機会。
2.近藤哲生 国連開発計画(UNDP) 駐日代表
■ ウズベキスタンは世界の安定にとって非常に重要な場所に位置する国。UNDPは現地の国連機関全ての調整をする役割を果たしている。
3.森 秀 樹 世界銀行 ヨーロッパ・中央アジア地域総局 ウズベキスタン担当カントリーマネージャー
■ 世界銀行が作成したウズベキスタンの動画を視聴。以下リンク参照。
http://www.worldbank.org/en/
■ 講演資料も公開されています。
http://pubdocs.worldbank.org/en/227161531199869217/071018-Uzbekistan-Seminar-Hideki-Mori.pdf
■ 講演内容
・独立後も経済政策はしばらくソ連時代の計画経済のまま、安定的な成長を続けてきたが、「スーパーサイクル」が落ち着くと、ひずみが生じてきた。
・仕事がない、資源の最適配分ができない。同国で吸収できる労働者は30万人くらいあだが、100万人の若者が失業してしまい、非常にやばい状態になった。
・アフガニスタンなどと隣接しており、失業した若者が武装集団などに取り込まれてしまうと危険。そのため、仕事の創出が治安上も必要。しかし、従前の経済モデルではできなかった。
・それまで闇レートと公式レートの二つが存在しており、公式レートは一部の特権階級しか使えず、経済のひずみとなっていたが、レートを統一したことで、2016年から2017年にかけてGDPが増加した。
・2017年には外国為替を統一した。銀行のローンはドル建てだったが、事前に資金供給したため、混乱は起きなかった。
・貿易の自由化施策で、関税を下げた。これからWTOに加盟しようとしている。
・いろいろな省庁がバラバラに動いているのでコーディネーションが必要。税制改革、マーケットの創造。
・労働政策では、社会保障のシステム作りが重要。
・課題:改革が早すぎて何が起こっているのかわからないことも。副大臣などの要職も、1年で100人くらい交代した。法律も相互に整合性がなかったりする。
・期待:これから成長の可能性がある国。リスクはあるが。政府の人たちはとてもよく働く。意気込みは十分。
4.ヘレナ・フレイザー ウズベキスタン共和国国連常駐調整官 兼 国連開発計画(UNDP)常駐代表
■ 講演資料も公開されています。
http://pubdocs.worldbank.org/en/383081531199867716/071018-Uzbekistan-Seminar-Helena-Fraser.pdf
■ 講演内容
・地理的には二重内陸国(double land locked)という特徴を持つ。
・人口3200万人。
・若くて教育された世代が60.5%と多い。
・様々な分野で改革が進行中。例えば司法改革ビジネスの投資を呼び込むこと、市民特に若い母親の裁判所へのアクセスなど。政府は人権への取り組みに積極的であり、国連人権高等弁務官からpositively recognizedされた唯一の国。
・国際社会に開かれており、国連、世銀などに加盟。
・リスクとしては、 エビデンスベースの意思決定をするためのデータと統計、重要課題ばかりの場合の優先順位、キャパビルと意識改革。
・挑戦なしには何も得られない(Nothing ventured, nothing gained)。
5.質疑応答
・調達、権力の分散や一帯一路への対応など質問は多岐に渡りましたが、私もせっかくいい機会なので質問してみました。
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Q ウズベキスタンでは、仮想通貨とブロックチェーンを導入するそうだが、これからデジタル経済に向けた取り組みを進めるということだと理解している。自分はこれから日本の憲法と民法をウズベキスタンの学生に教える予定である。日本でもデジタル経済に向けてもがいているなか、その試行錯誤を伝えながら、ウズベキスタンならではの経済制度を作っていって欲しいというスタンスでいくべきかと思うが、なにかアドバイスあればありがたい。
A 森氏:うまく行かないことを伝えることが大事だと思う。こうすればうまくいくということを伝えることは難しい。日本はこうやったら失敗したという経験を話せばよい。現状をどう分析すれば良いか、一緒に考えていくことが大事だと思う。
フレイザー氏:数日前、ブロックチェーンの大統領令にサインしたのは事実。政府としてブロックチェーンによるソリューションを採用するという意思を示したもの。ID、取引記録、認証システム、電力システムなどに用いるだろう。参考までにUNはブロックチェーンについて他国へのサポートもしている。
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失敗経験を話すことが重要なのかーと発見があり、大統領令のニュースが事実であることも確認でき、質問してよかったなあと思いました。
また、質問したことで会場への自己紹介にもなったのか、閉会後、何人かウズ関係者が話しかけてくださり、一気にウズ関係の知り合いが増えました!ラッキー!
アンテナを貼り、積極的に行動することが大事ですね。
これからもフットワーク軽くいきたいです。
(了)
ハム子です。
今回の赴任で一番気がかりなのが、子供の預け先です。
現在も探しているところですが、ウェブサイト上で、日本語もしくは英語で探すとなると、本当に情報が少ない!
こちらに掲載されている中で、保育園があるのは以下の3つ。
③ トゥインクル・スター
大使館の情報は2年前(2016年8月)の情報ですし、そもそも参考情報ですとお断りがあるので、直接掲載のメールアドレスに問い合わせをしてみました。大使館掲載情報と併せて、現時点で分かったことをまとめてみます。
(メールで問い合わせしたものの、今担当が休暇中だから一応担当に転送するけどいつ返事が来るかはわからないわ!と返事…。いまだに返答がないので、大使館情報のみ以下掲載。)
・3歳から受け入れ可。
・日本人は小学校に3名、中学校に1名通っている。
・大使館の子弟が多く通っている。
・保育園の年間の授業料は6,180USドル。
(メールで問い合わせ済)
・1歳からでも受け入れ可だが、"strict no diaper policy" を取っており、おむつが外れていないと受け入れ不可。
・学年は9月1日時点の月齢で判断する。
・2017-2018の保育園の年間の授業料は13,040USドル(なお、大使館の情報では6,200USドルとあるので、倍!!)
・保育時間は朝8時40分から午後3時30分まで(半日の場合は12時まで)。
・(大使館情報では)日本人は保育園に3名在籍。
③ トゥインクル・スター
(メールで問い合わせ済)
・1歳8か月から受け入れ可(大使館情報では2歳からとある)。おむつが外れていなくても柔軟に対処してくれる。
・保育時間は朝8時30分から午後5時まで(半日の場合は1時まで)。
・(大使館情報では)保育園の授業料は月額300USドル。
・(大使館情報では)日本人は3名在籍。
それ以外にも、ウェブサイトで探しているとどうやら保育園自体はたくさんあるみたいです。ただ、殆どロシア語・ウズベキスタン語でないと情報が探せず、少なくともスタッフの方が英語でやり取りしてくれるところでないと、私が意思疎通できないので、選択肢は狭まりそう…。
また、子どもの将来のことを考えると、ロシア語どっぷりの保育園よりも英語が身につくところの方が汎用性はあるので、なるべく日中も英語でやってくれるところを探したいと思います。
現地に着いたら見学なども予定しているので、写真がもし撮れたらアップしたいと思います。(了)
ハム子です。
ウズベキスタン関連で情報収集をする中で気になったニュースなどを備忘録的に書き留めていこうと思います。
【ウズベキスタン:ブロックチェーン導入と仮想通貨規制整備に関する大統領令に署名】
7月5日のCointelegraphの記事です。
7月3日に大統領令署名、18年から20年にかけて制度設計、21年1月1日から政府機関においてブロックチェーン技術が使用される予定とのことです。
しかし、リンク先のPDF(http://lex.uz/pdfs/3806048)が大変重い上に、ロシア語のみでした…。まだロシア語は勉強中の身で、解読できません。今後、情報が入手でき次第追加していこうと思います。(了)